尊いということ
今年の9月11日、日経夕刊「こころの玉手箱」で声楽家の佐藤しのぶさんによって紹介されたバングラディシュの女の子(8,9歳)の詩。
ゴミの中からわずかばかりの価値のあるモノを見つけて、母を助け、生活している女の子の詩(和訳)です。
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蜂は花から花へ蜜を集めて巣をつくる
私も同じ
ごみの中から鉄くずを集める
それなのにみんなは私のことを
クズ拾いと呼んでいじめる
私はそんなふうに呼ばれたくないのに
私が悲しんでいることを
誰もわかってくれない
でも それでもいいの
いつか私は
尊敬される人になるのだから
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「平成25年9月11日付日経新聞夕刊・こころの玉手箱(コラム・佐藤しのぶ著)」より
うまく言葉では言い表せないけれど、
たくさんのことを、本当にたくさんのことを教えてくれた気がします。